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tetujin282828

Author:tetujin282828
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消えた $1
最近、昼休みはブログの記事をまとめていることが多い。netや雑談で過ごす人が多い中で、シコシコ、キーボードを叩いていると、<論文でもまとめてんのか>と、わざわざのぞきに来る連中も多い。しかし、机の上に広げた本が加島祥造の『求めない』だったりするので、プライベートとして見逃してくれる。おかげで、じっくりと記事をまとめることができる。
今日も机でシコシコ、キーボードを叩いていたら、肩を叩かれた。驚いて振り向くとそこに北海道の土産を持った総務の女の子。

「メル友からまた意味深なメールが来たんです」と彼女が言う。
「メル友って、このあいだの?」
「そう」
「で、今度はどんなメール?」

実は、2ヶ月ぐらい前に、彼女とは同じ会話(http://pub.ne.jp/tetujin/?entry_id=689681)をしていた。その時も、海外のペンパルから意味深なメールが来たとのことで、どうすれば良いかという相談だった。前の時は、別におかしなところがない普通の英文のメールだった。
あやしいところはないから気にすることないよと言って、彼女を納得させたのだが、今回は一体なんだろう。
彼女から手渡されたプリントアウトしたそのメールにぼくは目を走らせた。
そのメールは、チェーンメールに類するものだった。内容自体には特に引っかかるようなところはない。
「別にただのチェーン・メールだと思うが?」
「そうですよね。でも・・・・・・」

英語で書かれていたメールだが、覚えてるそのメールの内容はこうだ。
<3人の男がホテルに泊まって、フロントでホテル代の30ドルを一人10ドルづつ支払った。部屋はシャワーの出が悪く、3人は部屋の交換を依頼するが空いている部屋はない。翌朝、ボーイが申し訳ないと言って、一人につき、部屋代を1ドルづつ返してきた。しかし、実は、ボーイはホテル側が3人の男に返金すべき5ドルの内、2ドルをネコババしていたのだ。
さて、部屋代は、3人が10ドルづつ支払ったうち1ドルづつ返金されたので一人9ドル。合計27ドルだ。これにボーイがネコババした2ドルを足すと29ドル。あとの1ドルはどこに?>

この手のチェーンメール。海外のサイトをよく訪問する人や、文通している人は1度以上目にしているに違いない。この<あと1ドルはどこに>は、算数の問題と言うよりも、国語の問題と言った方がいいかもしれない。
ぼくのところに相談に来た彼女は、その解答を導き出して相手のメル友をギャフンと言わせてやりたいみたいだ。
<だったら、自分で考えなよ>と言いかけて、彼女が手にしている六花亭のマルセイバターサンドに釣られた。
しょうがないから、解説してあげることにした。

「お金の動きは、こうだろう」
客→ホテルのフロント: 30ドル
ホテルのフロント→ボーイ: 5ドル
ボーイ→男たち:3ドル.
「で、男たちが払った部屋代はいくら」
「えーと。30ドルから3ドル引いて27ドル?」
「しぇーかい」
「で、本当の部屋代は?」
「25ドルでしょう?」
「ボーイがくすねたのは?」
「2ドル」
「2つを足すと?」
「え?25ドルと2ドルだから27ドル?」
「合ってんじゃん」
「・・・・・・」
「いいか、男たちが払った部屋代は27ドル。ホテル部屋代は25ドルに加えて、ボーイがくすねたのが2ドルで合計27ドル。合ってんじゃんん」
「え゛ー?もう一回言って!」
「あのね。部屋代の27ドルにボーイの2ドルを加えるから変になるわけ。要するにその計算は根本から間違っているんだ」
「・・・・・・?」
ということで、昼休みはブログの記事を書く予定を変更して、カップヌードルを食べながら、彼女の英文メールの作成を手伝わされた。
結構、昔から出回っているチェーンメールなのだが、いまだにしぶとく出回っている。消えた1ドルのからくりがわかるかどうか、相手のメル友は挑戦のつもりなのかもしれない。しかし、彼女は結構かわいいので、そうそうたるブレインがたくさんついている。簡単になめられるようなヤツではけっしてない。かわいそうだが、どんな難問だろうが、そいつの負けは確実だ。

おわり
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テーマ:ほとんどノンフィクションストーリー - ジャンル:小説・文学


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